上半身の症状

【ガングリオン】~女性に多いガングリオン~

皆様、こんにちは。
名古屋市西区のかみおたい鍼灸接骨院です。
手や足に小さなこぶができたことはないですか?
それはもしかしたらガングリオンかもしれません。
そこで今回は「ガングリオン」について少しお伝えします。
その他の症状に関しては症状別治療を参考にして下さい。

☆ガングリオンとは
ガングリオンとは、ゼリー状の液体が詰まった小さなこぶのようなもので、関節や腱の周囲にできる良性の腫瘤です。
手首背側にできやすく、その他に指や足にもできます。
20才代から50才代の女性に多いと言われますが、誰にでもできます。
再発は比較的多いと言われます。


☆ガングリオンの原因
ガングリオンは関節包や腱鞘の部分から発生しますが、
はっきりとした原因は分かっていません。
以下のようなことが関係していると考えられています。
1.関節や腱にかかる繰り返しのストレス
2.関節液が漏れ出して袋状にたまる
3.外傷

☆ガングリオンの症状
ガングリオンの症状には以下のようなものがあります。
1.皮膚の下に円形または楕円形のコブ状の腫れがある。
2.表面はなめらかで、触ると動くしこりがある。
3.通常は無症状だが、腫れが大きくなると神経を圧迫して痛みやしびれを感じることがある.。
4.指の関節付近にできた場合、指が広げにくくなったり、手のしびれや力が入らなくなることがある。
5.再発することがある。

☆ガングリオンの対処法
ガングリオンの対処法は、症状や大きさ、痛みなどを考慮して、経過観察、吸引療法、手術などが選択されます。
痛みがなく、日常生活に支障がない場合は、しばらく様子を見て経過観察します。

☆ 家ではやらない方がよいこと
1.自分で押しつぶす。
内出血や感染などの危険があります。
2.針で刺す。
感染症や悪化のリスクがあります。
3.繰り返し強く揉む。
炎症や組織損傷を引き起こす可能性あります。
4.患部に負担をかける。
負担をかけることにより悪化する可能性があります。


ガングリオンは経過観察で良くなることもありますが、再発を繰り返したり、間違った処置をすると悪化してしまうこともあります。また、ガングリオンと似た症状の疾患もありますので、医療機関の受診をお勧めします。
ご相談などございましたらお気軽にお問い合わせ下さい。

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