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【腰部脊柱管狭窄症】~その症状、狭窄症かも??~

皆様、こんにちは。
名古屋市西区のかみおたい鍼灸接骨院です。
次にあげる症状に心当たりはありませんか?

▢腰が痛い
▢足が痺れる
▢長い距離を歩けない
▢休むとまた歩けるようになる

該当する項目がある方はもしかすると腰部脊柱管狭窄症の可能性があるかもしれません。
そこで今回は「腰部脊柱管狭窄症」について少しお伝えします。

<腰椎の構造>

腰椎は5個の椎骨からなり、椎骨と椎骨の間には椎間板が存在します。後方に棘突起、副突起、乳頭突起、椎弓などあり、脊柱管のなかを脊髄神経が通っています。見ると前にカーブ(前弯)しており、一番下は仙骨と連結しています。


<腰部脊柱管狭窄症について>

加齢などにより腰椎や椎間板の変性や靭帯の肥厚などで神経の通り道(脊柱管)が狭くなる事で、馬尾や神経根が圧迫され症状が出現するものです。腰を反ると症状が出やすくなります。
50歳以上に発症しやすいとされています。


<腰部脊柱管狭窄症について>

腰部脊柱管狭窄症は神経が圧迫される部位によって、「馬尾型」「神経根型」「混合型」 に分けられます。
1.馬尾型:脊柱管内を通る馬尾神経が圧迫されるタイプ。
      両下肢の痺れや会陰部の異常感覚。膀胱直腸障害を伴うこともある。
2.神経根型:馬尾神経から左右に分かれた神経根が圧迫されるタイプ。
       片側の下肢の痛みを訴えることが多い。
3.混合型:馬尾型と神経根型を合わせたもの。


<腰部脊柱管狭窄症の主な症状>

・腰部、殿部、下肢の痛み
・下肢の痺れ
・間欠性跛行
・筋力低下
・排尿、排便障害
※間欠性跛行:歩くと痛みや痺れが出現し歩けなくなるが、休むとまた歩けるようになる。


※排尿、排便障害や筋力低下がある場合は病院を受診してください。

<腰部脊柱管狭窄症の予防法>

・腰に負担をかけない。(下の荷物を持ち上げる時は膝を曲げる)
・痛みが強い時は無理して動かない。
・痛みが落ち着いてきたら散歩やサイクリングなどで体を動かす。
・腰を反り過ぎないようにする。

<腰部脊柱管狭窄症に効果が期待できるツボ>

大腸兪(だいちょうゆ)
場所:第4腰椎と第5腰椎の間から左右指3本分外
効果:腰痛、下痢、便秘など

環跳(かんちょう)
場所:殿部の外側
効果:腰痛、股関節痛など

※イタ気持ちがいい程度の刺激で押圧し、1回10秒を3セット~5セット行いまし
 症状が強い時は無理してやらないようにしてください。

腰部脊柱管狭窄症の症状で悩まれている方は多いと思います。ご自分で注意できることもあります。
普段からのケアを心がけましょう。





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