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【骨粗鬆症】 ~骨の状態、知ってますか?~

皆様、こんにちは。
名古屋市西区のかみおたい接骨院です。
皆様、ご自身の骨の状態ご存じですか?意外と知らない方も多く、気づいたら骨粗鬆症になってたということもあります。
そこで今回は「骨粗鬆症」について少しお伝えします。

<骨の構造>

成人の骨の数は206本と言われており、長管骨(腕や脚の骨)、短骨(手や足の骨)、扁平骨(頭蓋骨や肩甲骨の骨)、含気骨(上顎の骨)などがあり、骨には以下に挙げる働きがあります。
・体の骨格を形成、支持
・骨格筋の作用による関節運動
・内臓などの保護
・電解質の貯蔵
・造血作用
骨は骨端と骨幹に分かれ、骨端は長骨の両端にあり、軟骨で覆われています。成長期の骨端は成長軟骨版により境界されています。骨は外側から骨膜、緻密質、海綿質からなり骨幹部の中央には骨髄が入っている髄腔があります。
骨は形成、吸収、再形成を絶え間なく続けています。

<骨粗鬆症とは>

「低骨量と骨組織の微細構造の異常を特徴とし、骨の脆弱性が増大し、骨折の危険性が増大する疾患」とWHOが定義しており、骨が弱くなり軽い外力で骨折が生じたり、高度な骨粗鬆症では原因がはっきりわからず、骨折していることもあります。女性に多く、寝たきり、慢性腰痛、要介護の原因にもなります。骨密度は10代から増え20歳頃にピークを迎え、50歳頃より減少していきます。女性は閉経を機に急激に減少していきます
※骨量:骨全体に含まれるカルシウムなどのミネラルの量
※骨密度:単位面積当たりの骨量

<骨粗鬆症の種類>

・原発性骨粗鬆症:主に加齢や閉経によるもの
・続発性骨粗鬆症:主に薬剤(ステロイド薬など)、内分泌疾患(甲状腺機能亢進症など)などの疾患によるもの

<原発性骨粗鬆症の診断基準>

続発性骨粗鬆症を認めず、
脆弱性骨折があり骨密度がYAMの80%未満の場合
脆弱性骨折がなく骨密度がYAMの70%以下又は‐2.5SD以下
※脆弱性骨折
軽度な外力で起こる骨折
脆弱性骨折が起こりやすい部位として、
・橈骨遠位端骨折(手首の骨折)
・上腕骨近位部骨折(腕の骨折)
・大腿骨近位部骨折(ももの骨折)
・胸腰椎椎体骨折(腰の骨折)
※YAM(Young Adult Mean) 若年成人平均値
腰椎では20~44歳、大腿骨近位部では20~29歳の健康な女性の骨密度平均値を100%として、それに対して何%かを比較する指標。
※SD(Standard Deviation)
平均からのズレを示す数値

<骨粗鬆症の検査>

病院にて骨密度の検査を行います。
・DXA法:背骨や太ももに付け根などをX線で測定します。
・MD法:手の骨密度をX線で測定します。
・超音波法:踵の骨に超音波を当てて測定します。
・血液、尿検査:骨代謝マーカーで骨代謝の速さがわかります。高い人は骨粗鬆症による骨折のリスクが高いと言われます。
その他にもレントゲンや身長測定などもあります。

<骨粗鬆症の予防法>

・食事
カルシウム、ビタミンD、ビタミンK、タンパク質を摂取しましょう。
カルシウム、ビタミンD、ビタミンKは骨の形成に役立ちます。タンパク質は筋肉や臓器、髪、爪などの材料になり、ホルモンや代謝酵素、免疫物質など様々な働きがあります。
カルシウムが多い食品:牛乳、小魚、大豆製品など
ビタミンDが多い食品:サケ、サンマ、しいたけなど
ビタミンKが多い食品:納豆、ほうれん草、小松菜など
タンパク質が多い食品:鶏肉、いわし、チーズ、枝豆など

・運動
ウォーキングや筋力トレーニングをしましょう。
骨は負荷が加わることで細胞が活発になり強くなります。


・日光浴
日光浴をすることでビタミンDが体内で生成され、カルシウムの吸収を助けます。
日光浴の時間の目安・・・夏:30分程度  冬:1時間程度
運動もかねて外出しましょう。


ご自分の骨の状態を知っておくことはとても大切です。
定期的に検査をおこない、食事や運動など生活習慣を見直し、健康なからだで過ごしましょう。その他の症状に関しましたは症状別治療をご参照下さい。ご相談などございましたらお気軽にお問い合わせください。

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