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【肩こり】~改めて、肩こりとは??~

皆様、こんにちは。
名古屋市西区のかみおたい鍼灸接骨院です。
ご自身や周りの方々で、肩こりの自覚をお持ちの方は沢山いると思います。
しかし、そもそも肩こりとは何かご存じでしょうか?
言葉はよく聞くけど意外と知らないことがあると思います。
そこで今回は普段よく耳にする「肩こり」について少しお伝えします。

<肩こりについて>

「肩こり」とは、首から肩や背中にかけての筋肉に起こり、肩周りの血行が悪くなることで凝りや張り、痛みや不快感などを伴うものです。肩こりの有症者率は男性2位、女性1位で、女性に多い傾向があり、理由として男性に比べて筋肉量が少ないなどが挙げられます。10歳代~60歳代以上と幅広い年齢層に起こります。

<肩こりに関係する筋肉>

1.僧帽筋
2.肩甲挙筋
3.菱形筋

<肩こりの症状>

首から肩や背中にかけての凝りや張り、痛みや重さなどが出現し、それに伴い頭痛、吐き気、目の疲れ、倦怠感、集中力低下などが現れます。

<肩こりの原因>

・前かがみや猫背などの姿勢不良
・長時間の同一姿勢
・運動不足による血行不良や筋力低下
・精神的なストレス
・なで肩
・エアコンなどによる冷え

<注意したい肩こり>

肩こりと共に次にあげる症状が伴う場合は、医療機関を受診してください。
・痛みが強くなっていく。
・安静にしていても痛い。
・めまいや吐き気がする。
・胸や背中も痛い。
・頭痛がする。
・腕や手がしびれる。
※肩こりには病気(心筋梗塞、狭心症、高血圧、胆石、頚椎症、筋緊張性頭痛、うつ病な
ど)が隠れていることがあります。注意しましょう。

<肩こりの対処法>

肩こりを緩和させるには、血行を良くし疲労物質を流してあげることが大切です。
その方法として患部を温める温熱療法やマッサージ、肩周りの体操やストレッチなどの運動療法、肩周りの筋肉をつけるトレーニングが必要です。

<肩こりに効果が期待できるツボ>

天柱
場所:後頭部、生え際にあり、中央から指一本分外
効果:肩こり、頭痛、目の疲れなど

肩井
場所:首の付け根と肩先を結んだ線の中央
効果:肩こり、頭痛など


イタ気持ちがいいくらいの刺激で押圧し、1回10秒を3セットくらい行いましょう。
※強く押し過ぎないよう注意して下さい。

肩こりは、ほっておくと様々な症状が出てきます。場合によっては病気による場合もあります。
気になったら早めの対応を心がけましょう。
その他の症状に関しては症状別治療を参考にして下さい。
ご相談などございましたらお気軽にお問い合わせ下さいませ。



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