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肩関節周囲炎(四十肩、五十肩)~肩関節周囲炎のなぜ?~

皆様こんにちは。
名古屋市西区のかみおたい鍼灸接骨院です。
皆様、肩が急に痛くなったり、上がらなくなったりした経験はありませんか?それはもしかしたら、肩関節周囲炎の症状かもしれません。そこで今回は「肩関節周囲炎(四十肩、五十肩)」について少しお伝えします。

<肩の構造>

肩関節は上腕骨、鎖骨、肩甲骨から構成されています。
上腕骨骨頭と肩甲骨の関節窩で構成される肩甲上腕関節は一般的に肩関節と言われ、上腕骨骨頭:関節窩=2~3:1と上腕骨骨頭の方が大きく、ゴルフのティーの上にボールがのってるような感じになります。その為、可動域は大きいですが不安定な為、周囲の筋肉や靭帯で支えられています。
肩関節を安定させる筋肉にローテーターカフ(棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋)があります。その他に鎖骨と肩甲骨で構成する肩鎖関節、鎖骨と胸骨で構成する胸鎖関節などがあります。

<肩関節周囲炎とは>

はっきりとした原因が無いが、肩関節の痛みと運動制限が起きるものです。40才~50才代に多く見られるので一般的に「四十肩」や「五十肩」と言われています。

<肩関節周囲炎の原因>

加齢や日常生活、仕事などでの肩への負担により発症しやすくなると言われてますが、明らかな原因はわかっていません。靭帯や関節包などの肩関節を構成する組織が炎症を起こし、痛みや拘縮が起こります。

<肩関節周囲炎の症状>

肩関節周囲炎は3つの時期があります。

  1. 炎症期
    動作時痛や安静時痛、夜間痛などが出現する時期
  2. 拘縮期
    肩のあらゆる動きに制限がかかるが(拘縮)、痛みは軽減してくる時期。日常生活への影響も大きい。
  3. 回復期
    拘縮が徐々にとれ、可動域が戻ってくる時期。

<肩関節周囲炎の対策>

  • 痛みが強い時期は三角巾などで安静を図り、重い物を持たないようにしましょう。
  • 就寝時はクッションなどを入れて、肩に負担がかからないようにしましょう。
  • 痛みが落ち着いてきたら患部を温め、筋肉をほぐしながらゆっくり動かしていきましょう。(動かす際は痛みに注意してください。)
  • 痛みがほとんどなくなったら、痛みに注意しながら積極的に動かしましょう。(コッドマン体操や棒体操)

<コッドマン体操>

  1. 体を前に倒し、痛くないほうの手をテーブルに置く。 痛いほうの腕は、脱力してダラーっと垂らします。
  2. 身体を揺すり痛いほうの腕に力を入れないで揺らします。 遠心力を利用して下さい。痛みがない程度に行いましょう。

<棒体操>

1.棒を持って、手を前に出したり、上にあげたりする運
 動です。棒がない場合は、新聞紙を丸めて作ることも
 できます。

<肩関節周囲炎に効果が期待できるツボ>

5~10秒を3回くらい、気持ちいい程度に押してみて下さい。痛いくらい強く押さないよう注意して下さい。

臂臑(ひじゅ)
場所:肩を上げると前後にくぼみができ、前の方のくぼみから指4本分下。
効果:肩関節周囲炎、肩や腕の痛みなど

天宗(てんそう)
場所:肩甲骨にあり、肩甲棘と下角を結んだ線上で、肩甲棘から1/3の陥凹部
効果:肩関節周囲炎、肩のこりなど


個人差はありますが、治癒期間は12ヶ月~42ヶ月といわれ、長期にわたり症状が続くことがあります。適切な対応をして少しでも早く症状の改善をはかり、いつも通りの日常を過ごせるようにしましょう。
その他の症状に関しましては症状別治療をご参照下さい。
お困りごとなどございましたらお気軽にお問い合わせください。。


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