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【頭痛】~頭痛について知りましょう。~

皆様こんにちは。
名古屋市西区のかみおたい鍼灸接骨院です。
お仕事や季節の変わり目などで頭痛に悩まれてる方は多いと思います。そこで今回は「頭痛」について少しお伝えします。

<頭の構造>

頭蓋骨の外側を皮膚、腱膜、骨膜などの組織でおおわれています。頭蓋骨の内側は脳を包む膜があり外側から硬膜、くも膜、軟膜に分かれます。脳と脊髄は脳脊髄液という液体の中にあり、外力からの衝撃を吸収するなどの働きがあります。脳は大脳、中脳、小脳、脳幹、間脳に分かれます。


<頭痛とは>

頭部の一部あるいは全体の痛みの総称です。

<頭痛の分類>

  • 一次性頭痛:明らかな原因が認められないもの。(片頭痛、緊張型頭痛、群発頭痛など)
          特徴は痛みは強く吐き気を伴うことがあり、視野の中にギザギザなどの光が見える(閃輝暗点)など。
  • 二次性頭痛:原因がはっきり認められるもの。(くも膜下出血、脳出血、脳腫瘍など)
          特徴は激しい頭痛、いつもと違う痛み、嘔気、嘔吐、手足の痺れ。
    意識がもうろうとし、呼びかけに反応しなくなるなど。

今回は一次性頭痛(片頭痛、緊張型頭痛、群発頭痛)について説明します。
(※二次性頭痛の特徴が現れたらすぐに医療機関を受診してください。)

<片頭痛>

頭にズキズキと脈打つような痛みが片側又は両側に起こる頭痛で、女性に多いです。
原因ははっきりわかってませんが、天候、ストレス、睡眠不足などと言われています。
対処法は、安静にする、冷やす、寝る、コーヒーを飲むなどです。
※ カフェインは血管を収縮させる作用があるため痛みを和らげる助けになりますが、摂取量には注意が必要です。

<片頭痛に効果が期待できるツボ>

<手三里>
場所:肘を曲げた時にできるしわ(外側)から手首に向かって指三本分のところ。
効果:首や肩のこり、頭痛など

<緊張型頭痛>

頭を圧迫されたり締め付けられるような痛みの頭痛です。首から肩、背中にかけての筋肉が緊張し、血行が悪くなり起こります。一次性頭痛の中で最も多いです。
原因は、ストレス、長時間の同一姿勢、姿勢不良、運動不足などです
対処法は、温める、適度な運動、ストレスを溜めないなどです。

<緊張型頭痛に効果が期待できるツボ>

<天柱>
場所:後頭部の生え際で、真ん中のくぼみの左右の筋肉の外側
効果:眼精疲労、肩こり、自律神経を整える、頭重感など

<群発頭痛>

目の周り、前頭部、側頭部にかけて強い痛みを伴う頭痛が数週間から数か月群発する頭痛です。目の充血、鼻水などの症状を伴うこともあり、男性に多いです。
原因は明らかになってませんが、目の後ろの血管が拡張し、その周りが炎症を起こし発症すると言われています。
対処法は、アルコールやたばこを控える、入浴はシャワーにする、深呼吸をするなどです。

<群発頭痛に効果が期待できるツボ>

<百会>
場所:頭部にあり左右の耳を結んだ線の中点
効果:頭痛、不眠、ストレス、痔など

<風池>
場所:後頭部の生え際にあり天柱の外側で凹んでいるところ
効果:首肩のこり、頭痛、眼精疲労など

<ツボの押し方の注意点>

5~10秒を3回くらい気持ちいい程度に押してみてください。痛いくらい強く押しすぎないように注意下ください。

現代社会において頭痛で悩まれてる方は男女問わず多いと思います。適切な処置をして悩みを解消し、楽しい日常を過ごしましょう。当院での頭痛に対する施術に関しましては症状別治療をご参照下さい。何か気になる事などございましたらお気軽にお問い合わせください。

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